2007.9.11
毎週火曜日は築港ARCにて毎月開催されるARCトークコンピレーションの模様を全4回に分けてお届けします。今月は8/31(金)に開催されたvol.6「日常現象への視点 -発明家とアーティストの巻-」の模様のpart2をお届け!今回は自作音ツールの制作を中心に活動するアーティストの梅田哲也さんの、音空間の入り口です。ライブ映像を使用しての活動紹介でしたので音声のみではわかりにくい点があります。梅田さんのウェブサイトも参考にしながら聞いてみてください。(写真は梅田哲也さん)
[ARCトークコンピレーションvol.6【日常現象への視点 -発明家とアーティストの巻- 2/4】]をダウンロード
商品開発という目的のもと多数のアイデア豊かな乗り物を発明してきた発明家の六車さんと、かたや、アートの世界で自作の音具を制作発表してきた梅田哲也さん。目的やアウトプットの仕方は違えど、お2人の日常の中から生まれる創作意識には共通の想いがあるのではないかと勝手に目論んでの今回の対談。
そんな彼らにこれまでの活動を紹介していただき、お互いの「日常の見つめ方」について掘り下げていきます。
今回のpart2の配信では、アーティストの梅田哲也さんの活動紹介。「音」に焦点をあてた空間そのもの、もしくは音が移り変わってゆく状況そのものを作品として立ち上がらせる活動をしている梅田さん。
いわゆる音楽ではない、よりプリミティブな「音のあり方」を追求した世界。
作り手として「音を出す主体性」を確保しつつも、前面に作家のエゴを出すのではなく、観客とともに音空間を作り上げていくプロセス。その音を空間に設置してゆくプロセスを「ライブ」として見せる行為を彼は「ライブインスタレーション」を捉えています。今回そんな彼の作品世界に少しでも興味を持ってもらえれば、そして活動紹介だけではわからない「生の音空間」を体験する前のちょっとした手引きになってもらえればと思います。是非、彼のライブや展覧会に直接!足を運んで体験してみてください!そして今回はライブ映像による活動紹介だったため音声のみでは少々伝わりにくいところがありますので、是非、梅田さんのウェブサイトも参考にしながら聞いてみてください!
ゲストプロフィール:
六車義方(発明家/六車発明研究所所長/NPO発明大学校主宰)
かわいい狸の里、香川県五剣山の麓で終戦前の年1944年誕生。
海山川の自然に恵まれた田舎環境で育ち、北海道大学工学部応用物理学科卒業。
発明家を志して50年、乗り物発明家として、遊園地向け乗り物等の発明を世に送り出して活躍している。水上竹馬、羽ばたき飛行器、走る座布団、電動竹馬、プロペラ車椅子などの発明品の普及に努力している。著書に「乗り物発想学」がある。NPO法人発明大学校を創立し、200人の発明家を育てあげた。
http://www.eonet.ne.jp/~muguruma
http://www.hatsumei-daigakkou.com
梅田哲也(アーティスト)
空間と関係の深いサウンド・インスタレーションや、自作ツールの演奏で知られる。
作品は重力や気圧差などの物理現象や電気を用いたものが多く、ときどき工作系やジャンク系とも称される。
これまでに参加した企画展、制作プログラム、音楽フェスティバルなどは国内外に多数。
http://www.siranami.com
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【記事担当】
アサダワタル(築港ARCチーフディレクター/大和川レコード)
築港ARCの総合ディレクション担当、及び、アーティストとして弾き語りを中心に、打楽器演奏、ビデオパフォーマンスなどを行う。
http://www.geocities.jp/endeavor0203/
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