2007.10.2
毎週火曜日は築港ARCにて毎月開催されるARCトークコンピレーションの模様を全4回に分けてお届けします。今月は9/22(土)に開催されたvol.7「地図と私的記憶」の模様のpart1をお届け!今回は地域に眠る古い8mmフィルムを掘り起こし収集して公民館などで上映会を行うAHA!!プロジェクトの松本篤さん(NPO記録とメディアと表現のための組織スタッフ)の活動紹介です。(写真は収録会場の様子)
[ARCトークコンピレーションvol.7【地図と私的記憶 1/4】]をダウンロード
今回のゲストは地図情報学者の森洋久さんとNPO記録と表現とメディアのための組織(remo)の松本篤さん。
一見小難しそうな内容ですが、よくよく考えれば私たちの日常生活における非常に身近なもの「地図」。
知っている地域の地名をザッと目を通すだけでもきっと頭の中にはプライベートな記憶が音や映像となってたち現れているはず…。今回はそういった個人で発信する地図の魅力、そして古いプライベートフィルムの上映会を通して地域の活性化や医療現場での活用を目指しているプロジェクトのご紹介です。まずは映像プロジェクトであるAHA!!プロジェクトの松本さんの活動紹介です!実際に収録当日に上映してくださった作品についてはキャプチャー写真をアップしておりますのでご参考に。
(上写真は活動紹介をする松本篤さん)
上映された8mmフィルムは大阪市港区八幡屋商店街の文具屋「光商店」さんの所有する土地開発の映像。(キャプチャー写真をクリックすると大きくなります。)
ゲストプロフィール:
森洋久(大阪市立大学大学院文学研究科文学准教授・地図情報学)
1968年ボストン生まれ。1994年東京大学大学院理学系研究科情報科学専攻博士課程退学。同大学博物館助手、国際日本文化研究センター助教授を経て現在に至る。地理情報学専攻する。1999年より、ひとりひとりの身の回りの地図を一つにつなげていき、やがては地球を作ろうというGLOBALBASEプロジェクトを展開している。
http://www.globalbase.org/
松本篤(NPO remoメンバー/新世界ブレーカープロジェクトスタッフ)
1981年兵庫県生。大学在籍中からremoやBreaker projectに参加。
現在remoにて、パーソナルな記録物(8ミリフィルムやビデオ等の映像メディア)のデジタルアーカイブプロジェクト、AHA![Archive for Human Activities/人類の営みのためのアーカイブ]を企画・運営。また、新世界ブレーカープロジェクトスタッフを兼務。
http://www.remo.or.jp
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【記事担当】
アサダワタル(築港ARCチーフディレクター/大和川レコード)
築港ARCの総合ディレクション担当、及び、アーティストとして弾き語りを中心に、打楽器演奏、ビデオパフォーマンスなどを行う。
http://www.geocities.jp/endeavor0203/
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