2007.10.9
毎週火曜日は築港ARCにて毎月開催されるARCトークコンピレーションの模様を全4回に分けてお届けします。今月は9/22(土)に開催されたvol.7「地図と私的記憶」の模様のpart2をお届け!今回は個人ベースで制作される地図をウェブシステム上で繋げ、この世に存在しなかった新たな世界地図を構築するプロジェクト「GLOBALBASEPROJECT」を行う地図情報学者の森洋久さんの活動紹介です。(写真はトークサロン収録会場の様子)
[ARCトークコンピレーションvol.7【地図と私的記憶 2/4】]をダウンロード
今回のゲストは地図情報学者の森洋久さんとNPO記録と表現とメディアのための組織(remo)の松本篤さん。
一見小難しそうな内容ですが、よくよく考えれば私たちの日常生活における非常に身近なもの「地図」。
知っている地域の地名をザッと目を通すだけでもきっと頭の中にはプライベートな記憶が音や映像となってたち現れているはず…。今回はそういった個人で発信する地図の魅力とそれを促す様々な仕掛けについて森さんからお話を伺います。
(上写真は活動紹介をする森洋久さん)
【参考データ】
・GoogleEarth
・国際日本文化センター(森さんがかつて在籍されいた団体。京都の古地図をアーカイブするプロジェクト等を遂行。)
・どこでもない地図(一般の方が地図を自由に書いて繋げていくワークショップ@新世界cocoroomの成果その1)
・あしたの地図よ1(一般の方が地図を自由に書いて繋げていくワークショップ@大阪市阿倍野区民センターの成果その2)
・あしたの地図よ2(一般の方が地図を自由に書いて繋げていくワークショップ@阿倍野区民センターの成果その3)
ゲストプロフィール:
森洋久(大阪市立大学大学院文学研究科文学准教授・地図情報学)
1968年ボストン生まれ。1994年東京大学大学院理学系研究科情報科学専攻博士課程退学。同大学博物館助手、国際日本文化研究センター助教授を経て現在に至る。地理情報学専攻する。1999年より、ひとりひとりの身の回りの地図を一つにつなげていき、やがては地球を作ろうというGLOBALBASEプロジェクトを展開している。
http://www.globalbase.org/
松本篤(NPO remoメンバー/新世界ブレーカープロジェクトスタッフ)
1981年兵庫県生。大学在籍中からremoやBreaker projectに参加。
現在remoにて、パーソナルな記録物(8ミリフィルムやビデオ等の映像メディア)のデジタルアーカイブプロジェクト、AHA![Archive for Human Activities/人類の営みのためのアーカイブ]を企画・運営。また、新世界ブレーカープロジェクトスタッフを兼務。
http://www.remo.or.jp
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【記事担当】
アサダワタル(築港ARCチーフディレクター/大和川レコード)
築港ARCの総合ディレクション担当、及び、アーティストとして弾き語りを中心に、打楽器演奏、ビデオパフォーマンスなどを行う。
http://www.geocities.jp/endeavor0203/
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