2008.1.6
築港ARC月例トークサロン「ARCトークコンピレーション」。関西でとりわけ実験的なプロジェクト、スペース運営を手がけるコーディネーターやアーティスト、またはメディア、福祉、教育、環境、医療、食、地域づくりなどなど、幅広い分野でクリエイティブな実践をしている方々をゲストにお招きし、アートと日常、アートと社会の関係を再発見できるようなトークを繰り広げます!今回は会場を大阪市天王寺区の應典院に出張させての開催!長年、看護の現場に立ちながら現在、臨床哲学の教鞭をとられている大阪大学コミュニケーションデザインセンターの西川勝さんと、高槻の精神病院「光愛病院」の院内カフェ「うたたねや」の店長を務める清水邦子さんをお招きし、「コミュニケーション」をテーマに、アートも絡めながらお話していきます!
詳しくは下の[詳細を見る]をクリックしてください!
「“コミュニケーション”について年始早々考えてみる会
~アートの現場もからめて~」
医療福祉の現場をメインに活動しながら、時としてアートも織り交ぜたコミュニケーションを展開する臨床哲学者と、かたや精神病院内にコミュニティカフェを運営する就労系NPOスタッフ。広くは同じ病院という現場で働きつつも、世代も異なり、患者へのアプローチも異なるお2人のコミュニケーションのあり方に迫ります。今回は應典院で行われるフェスティバル「コモンズフェスタ」へ出張参加!スペシャルバージョンでお届けします。
出演:
西川勝(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任准教授)
http://cscd.osaka-u.ac.jp/
清水邦子(NPO法人日本スローワーク協会 カフェコモンズスタッフ / 光愛病院院内喫茶「うたたねや」店長)
http://slowwork.org/
ホスト:
アサダワタル(築港ARCチーフディレクター/大和川レコード)
蛇谷りえ(築港ARC企画広報スタッフ)
日 時:1月19日(土) 18:30start
参加費:1000円(資料・お茶代)
会場:應典院 2F気づきの広場(大阪市天王寺区下寺町1-1-27)
お問い合わせ・お申し込み:(迷惑メール対策のため画像で表示しています)
もしくは06-4308-5517まで。
※[コモンズフェスタ2007]
98年から應典院寺町倶楽部が取り組んできたアートとNPOの祭典。「共生」の価値創造をテーマに、新しい地域の魅力、活力を生み出すことを目的として2008年1月長期開催。
ゲストプロフィール:
西川勝(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任准教授)
1957年大阪生まれ。関西大学2部文学部哲学科に在学中より、精神病院で勤務しながら大精協看護専門学校に進学する。33歳で看護士資格を取得。精神科看護、血液透析看護、認知症介護に従事する。40歳を過ぎて大阪大学臨床哲学い周辺参加を開始する。その後、社会人として臨床哲学の修士課程修了。平成15年に京都市長寿すこやかセンターの研究員として活動を開始。平成17年4月より現職。
清水邦子(NPO法人日本スローワーク協会 カフェコモンズスタッフ / 光愛病院院内喫茶「うたたねや」店長)
高校卒業後、アルバイトをしながら劇団の制作を学ぶ。ストレスのあまり北海道へ。牧場で牛の世話をする。牛を大好きになったが牧場業界への失望が大きく、大阪へ帰ってくる。いきものらしさやエコを考えるようになる。色々なつながりカフェコモンズを知り、オープンから参加する。半年後、喫茶うたたねやの店長になる。患者さん、引きこもりの人と関わる中でいきものらしさとエコとたべものを考える日々を過ごしている。
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