2008.3.15
京都府にある平盛小学校にて行われる「ドリームコンサート」をレポート!
今回、紹介させていただきましたミュージシャン
「たゆたう」と卒業間近の6年生が
一緒に歌を作り、
保護者の方や地域の方々に発表します。
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平盛小学校がNPO法人「芸術家と子どもたち」の支援を受けて、毎年、卒業間近の6年生とアーティストが事前にワークショップを重ね、1つの作品を作り発表する「ドリームコンサート」。これまでキセルさん、野村誠さんなど現在活躍されているミュージシャンと作品を作ってきました。
今年は、主に京都で音楽活動されている「たゆたう」さんを築港ARCが紹介させていただきました。
午前10時、たゆたうさんが作ったメロディに合わせて、自分たちが作った詞を覚えます。始めは小さい声だったけど、先生の喝やたゆたうさんのアドバイスで、声がどんどん大きくなっていきます。
自分たちで作った詞だからか、十回ぐらい歌っただけで、歌詞を覚えてしまうみんながすごい。
ただ歌うだけでなく、入退場のパフォーマンスの練習も。もじもじしてた動きも、本番が近づくにつれて堂々としてきました。
お昼ご飯は、保護者の方々が作ってくれたカレーライス。お母さんの味です。
みんなの元気が歌を歌ってるときと全然違う。すごい元気。にぎやかです。
ついにドリームコンサートがスタート!
まずは先生によるアナウンス。そしてたゆたうさんのミニライブ。
普段、ライブハウスで活動しているたゆたうさんが、体育館で演奏してるのも不思議な感じです。
すごく声が通ってきもちよさそう。こどもたちも聞き入ってます。
なんと、学校の先生もドラムをやっていたということで、たゆたうと一緒に演奏することに。先生がかっこよく見える瞬間です。
次はこれまで行ってきたワークショップ全3回分の様子をプロジェクターで振り返ります。
じつは、1.2日目は、自分たちの身近なもので楽器(音が出るもの)を探して、普段持ち歩いてる鉛筆やペンをカチカチならしてみたり、スリッパでぱたぱたならしたり、ランドセルをたたいたりと、合奏を目標にしてたのですが。
2日目のワークショップ終了後、歌はいつ作るのか、と6年生の強い希望により急遽曲作りを行うことになったそうな。
3日目は先生が事前に作った詩を元に、自分たちの6年間の思い出を単語にして、あーでもないこーでもないと編集して無事完成したそうです。
そして、本番!
緊張した空気の中、ランドセルを太鼓のようにバンバンたたきながら入場。ステージで整列したなと思ったら、次はペンをカチカチカチカチならして…自分たちの身近なものを使って演奏します。
そして、みんなで作った歌「journey〜旅〜」を歌います。
卒業間近だけあって、楽しかったこと・さみしい気持ちがなんだか伝わってくる。
最後は、先生の口癖「おまえら、いいかげん悟れ」の言葉をみんなで叫びます。なんだかわかるなあ、その気持ち。
そうしてアーティストと生徒と先生による共同作業が無事終わり、最後はたゆたうに花束を贈りステージが終了しました。
小学生最後の、ちょっぴりさみしくて素敵な思い出になるのでしょう。
来年もまた、新たなアーティストをお呼びしてドリームコンサートが行われることでしょう。
次はどんな発表会になるでしょうか、楽しみです。
みんなで作った歌詞→
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【記事担当】<ぶん・しゃしん>
蛇谷りえ(築港ARC 企画・広報担当)
築港ARCの企画・広報担当してます、
好物はコミュニケーション。みんなのわたしの生活記録係、始動中。
投稿者:JaTANi トラックバック(0)
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