2009.2.19
毎週火曜日は築港ARCにて毎月開催されるアートと社会を繋ぐトークイベント「ARCトークコンピレーション」の模様を全3回に分けてお届けします。今月のテーマはずばり!「共有空間がもたらす地域コミュニケーションについて年始早々考えてみる会」減災の視点もからめて(←ながっ!!)。ゲストは、人々が気軽に自由に集まれる共有空間を、公共の場所につくってきた美術家・小山田徹さん。アーティストとして人と人をつなぐメディアを生み出す実践を長年されてきた小山田さんにとって、そこで生まれるコミュニケーションが実社会にどのような影響を与えると捉えているのでしょうか?今回は、應典院のコモンズフェスタ(テーマ:「減災の身体性」)での出張トーク、そして小山田さんコーディネートも展示も絡めながら、地域コミュニティの活性化が災害時にどのような効果をもたらすのかももひとつ絡めながら、みなさんで年始早々語りあいました!最後までどうぞお聴きください!(写真はなかなかごったがえしている会場の様子)
[【小山田徹さん 共有空間がもたらす地域コミュニケーション 〜減災の視点も絡めて〜 1/3】]をダウンロード
【今回のトピック】
・トピック1:なぜ私、洞窟探検の格好しているのか?「自己責任」について
・トピック2:展示「減災のブリコラージュ」について
・トピック3:DumbTypeのお話
・トピック4:DumbTypeから派生してきた共有空間の事例
・トピック5:「美術家」として行う施工屋の意味 異分野からの空間づくり
【資料写真】
(小山田さん、この日は「洞窟モードフル装備スタイル」での登場です!オレンジのつなぎを着てらっしゃる方ですよ)
(トーク会場の應典院にて同時開催されていた小山田さん設計の展示「減災のブリコラージュ」)
(トーク会場の應典院にて同時開催されていた小山田さん設計の展示「減災のブリコラージュ」)
【参考メモ】
・Dumb Type→http://ja.wikipedia.org/wiki/ダムタイプ
・日本エイズ学会→http://jaids.umin.ac.jp/
・BazaarCafe→http://www.onozomi.com/univ_gourmet/topic07_d_bazaar.html
ゲストプロフィール:
小山田徹(美術家、風景収集狂者 / Land Scape Maniac)
1961年鹿児島に生まれる。京都市立芸術大学日本画科卒業。
84年、大学在学中に友人たちとパフォーマンスグループ「ダムタイプ」を結成。
おもに企画構成、舞台美術を担当し、国内外の数多くの公演に参加する。
現在は個人的に休業中。ダムタイプの活動と平行して90年から、
さまざまな共有空間の開発を始め、コミュニティセンター「アートスケープ」
「ウィークエンドカフェ」「コモンカフェ」「祈る人屋台」「カラス板屋」などの企画をおこなうほか、
コミュニティカフェである「Bazaar Cafe」の立ち上げに参加。
現在は、それらの活動を通じて集まったさまざまな分野の友人たちと造作施工集団を作り、
共有空間の開発をおこなっている。
最近、急速に洞窟の魅力にはまり、洞窟探検と測量、作図にいそしんでいる。
2007年、国際芸術センター青森におけるアーティスト・イン・レジデンス・プログラムに参加し、
滞在制作を行った。
<<免責注>>
これらの音源は出演者ならびに参加者の了承を得て公開しています。
なお、各回の趣旨に沿って話題を展開していく上で、個人並びに組織を特定した議論を展開している部分があります。それらは、いずれも特定の個人並びに組織を誹謗中傷するためのものではないことをご了承ください。
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