2009.3.4
毎週火曜日は築港ARCにて毎月開催されるアートと社会を繋ぐトークイベント「ARCトークコンピレーション」の模様を全4回に分けてお届けします。今月のテーマはずばり!「文化発信メディアとしての図書館の役割 ~奈良の事例から~」。奈良に斬新な取り組みをされている図書館があります。奈良県立図書情報館。そう、図書館ではなくて図書“情報”館。ここでは、市民が情報を自ら発信できる様々なインフラを整える事が重要視されています。映像制作やデザインができるアトリエの開放から、様々な企画展や文化イベント、クラシックライブ〜地場産業とのコラボレーションによる現代美術の展覧会〜市民参加型演劇イベント〜なんと!ファッションショーの開催まで!情報を受け取る図書館から、発信するインキュベーションとしての図書館の魅力を企画担当の乾聰一郎さんにお聞きします!アートスペースや美術館ではない施設での独自の文化発信についてもお話しいただきました!最後までどうぞお聴きください!(写真は会場の様子)
[【文化発信メディアとしての図書館の役割 〜奈良の事例から〜 1/4】]をダウンロード
【今回のトピック】
●トピック1:新たな図書館像を求めて
①整備基本構想
1.情報を共有する図書館
2.知的交流の舞台としての図書館
3.進化する図書館
②基本計画
「知の再生産の場」⇒
「多様な情報メディアを透過的に利用できる」
「誰もが新たな情報を創造・発信できる環境」
「利用者の情報活用をサポートできる職員」
●トピック2:社会生活を営む中で生まれるさまざまな課題や問題を解決する糸口を提供する。
・敷居の低い施設
・多様な情報が集まるところ→出会える場
・人、情報が交差・交流→情報発信活動の有意味性
・交流が新たな交流・発信を生む可能性→専門性にとらわれない
【資料写真】
【参考メモ】
・河瀬直美→http://www.kawasenaomi.com/
・長谷川京子→http://www.lespros.co.jp/artists/kyoko_hasegawa/index.html
・自分の仕事を考える三日間→http://www.library.pref.nara.jp/event/talk_2008.html
ゲストプロフィール:
乾聰一郎(奈良県立図書情報館):
1962年大阪生まれ。奈良県立図書情報館 企画・広報戦略グループ主査。
1999年より6年間、図書情報館建設準備に携わる(主としてソフト面の整備を担当)。2005年11月に図書情報館が開館。開館後は、主に企画展やイベントの企画・運営や広報を担当している。また、館が企画・編集し、地元企業が参画し、発行する情報誌『ナラヲヨム』の企画・編集にも携わっている。
http://www.library.pref.nara.jp/
<<免責注>>
これらの音源は出演者ならびに参加者の了承を得て公開しています。
なお、各回の趣旨に沿って話題を展開していく上で、個人並びに組織を特定した議論を展開している部分があります。それらは、いずれも特定の個人並びに組織を誹謗中傷するためのものではないことをご了承ください。
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