2009.11.21
関西アート情報ポッドキャスト「ARCAudio!!」。毎週木曜日は関西在住の音楽家を中心にしたアーティストによるオーディオ作品コーナーを中心に配信しております。今月のオーディオ作品担当は、初の東京在住のお方で関西圏での活動も積極的にされている作家/ダンサー/演出家の白井剛史による音楽プロジェクト:「プリミ恥部」 が登場します。「住み開きアートプロジェクト」で紹介した映画監督 平岡香純とのライブ上映プロジェクト「プリミ恥部な世界」が各地で話題を巻き起こしている白井さん。今回の作品は大阪から東京へと活動拠点をうつしたミュージシャン 北村早樹子さんからの白井さんへのインタビューと楽曲による構成です。是非お楽しみ下さい。
[【11/19(木) ARCAudio!! プリミ恥部 オーディオ作品 vol.3「すべてがあるここ」 3/4】]をダウンロード
【今回の配信内容】
●【プリミ恥部 オーディオ作品 vol.3「すべてがあるここ」】
・第3回インタビュアー北村早樹子
渋谷の早樹子ちゃんの声出ししているピアノスタジオにてレコーディング。
最初からプリミ恥部やプリミ恥部な世界についてほぼ一方的に話しを聞いている。後半、新曲「すべてがあるここ」を一緒に演奏。
今まで感想を聞いたなかで、一番プリミ恥部のことをとらえていると感じる早樹子ちゃんのサカサマインタビュー!!!
北村早樹子→http://sound.jp/kitamura_sakiko/
・本日の歌 プリミ恥部
『すべてがあるここ』
作詞作曲/ギター白井剛史
ピアノ北村早樹子
君の匂いとぼくの匂い
半分あわせたら
光になる
壊れたあなたは
だれのもの
入れちがえてた
ぼくの半分
君が海だったらの
話しをして
半分海に
なれるなら
浮かぶお空は
ぼくだから
二人の光
波にしよう
光が浮かぶここならさ
すべてがあるここならさ
プリミ恥部プロフィール
プリミ恥部とは、作家/ダンサー/演出家の白井剛史による音楽プロジェクトの総称である。2007年には自身のレーベル「white hole records」より1stアルバムとなる「シュペルヴィエル」を発表し、筒美京平や大瀧詠一といった日本の80年代ポップス史を彩る作曲名人たちの仕事に通じる儚げで叙情的な旋律に乗せて、おおよそこの世の出来事とは思えないような「愛についての歌」がこの世のものとは思えぬ音響の中で歌われるというそのサイケデリックかつユニークな音楽性が、耳の肥えたポップス狂たちの間で好評を博す。
プリミ恥部が歌う愛とはこの世に存在する謎の全てを指し、彼が既にその正体をつかんでいることは、プリミ恥部というその名から察することができよう。更にいえば、プリミ恥部がその謎を鍵に置き換えて、常に隙あらば此処ではない何処かへ向かおうとしていることは、自動書記(お筆先)を含む彼の著書「樹ぴター」を読む限り明白である。つまりプリミ恥部とは、異次元を目指すためにその燃料である愛をどん欲に求め続けるUFOそのものなのであり、「肝心なのは、ソレを目撃してしまった者がソレをどう捉えるか、これに尽きるのだ」という確信めいたデガベールについて、抜けの良い美声を以て我々に優しく解説し続ける、とどのつまり愛の伝道師ということになるのではあるまいか。
文:アート倉持(uplink、kuropipe、OFF SEASON)
マイスペース:http://www.myspace.com/primichiv
※※※※※※※※※※※※※※※※※【ライブ上映会緊急告知】※※※※※※※※※※※※※※※※※※
sample/white room
『プリミ恥部な世界』
11月28日(土)
open18:30/start19:00
1500yen/adv1200yen
discount:
受付:sample white room
e-mail: sukimaindustries@gmail.com
※ディスカウントのご予約は上記メールアドレスまで、
お名前、人数を明記のうえご連絡ください。
(メールの受付は開催日の前日までとさせていただきます)
http://samplewr.exblog.jp/
〒630-8354奈良市馬場町1番地 西栄ビル1/2F
0742-24-2424open/11:30ー26:00(cafe last order/25:30)不定休
sampleまでJR奈良駅、近鉄奈良駅共に駅から徒歩15分。
sampleのおとなりさんはgreen fingersというお花屋さんです。
店舗前は歩道になってますので、自転車などは店舗ビル裏の空き地スペースにとめて下さい。
ご協力お願いします。
http://sample.sakura.ne.jp/
The Primitchibu World(プリミ恥部な世界)について
映画ショー「プリミ恥部な世界」は、スクリーンのみならず劇場空間全体を用いて、ライブ(生)で作り上げられる、前代未聞の”身体感覚を呼び覚ます”映画(体験)ショーである。
映画の上映とともに生演奏が行われたり、登場人物が観客の前に現れてダンスをしたり、
極彩色のマチエールが、イメージとしてだけではなく、「愛」とともに全身全霊に飛び込むことで、観る人すべての魂を子供のように自然に動かしてしまう。
映画と現実、人間と神様、男と女、大人と子供、商店街と宇宙、物質と目にみえないもの、の間を自由自在に行き来きできるようになり、意識がひっくり返ってしまう。
物語は、商店街(アーケード)を通り抜けたら戦争がおこるとおもいこんでいるピアノ弾きの少年と花売り娘と神様のある愛の秘密の詩から始まる。
この映画にたちあらわれる愛とは、固定されたお決まりの「愛」ではない。
愛さえあればなにをしてもいいという、融通無礙な愛である。
この作品は、作家・白井剛史によりはじめられたプロジェクト「プリミ恥部」と、映画監督・平岡香純によるものである。
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投稿者:築港ARC トラックバック(0)
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